リフォーム後にセキュリティー会社と契約するときに知っておきたいこと

自宅で安全に暮らしていくためには、防犯対策は必要不可欠です。リフォームを機に防犯意識が高まり、安心できる生活環境を整えようと考えている人も多いのではないでしょうか。自分だけでなく、家族の安全を守るために、セキュリティー会社と契約する人も少なくありません。セキュリティー会社を選ぶ際には、いくつか抑えておきたいポイントがあります。「広告を見たから」「なんとなく有名だから」との理由で契約してしまうと、満足が行く安心を得ることができないため、しっかりと見極める必要があるのです。

セキュリティー会社を選ぶにあたり、重視したほうがいいのが自宅からの距離です。自宅とセキュリティー会社が近ければ、不測の事態にもすぐ駆けつけてくれます。距離が離れていると、現場に向かうまでに時間がかかってしまい、セキュリティーの意味がありません。日本の警備業法では、異常（事件、事故等）が発生してから25分以内に現場に警備員を到着させなくてはならない、と定められています。数時間以上警備員が到着しないことはありませんが、自宅とセキュリティー会社が近いことに越したことはありません。緊急時にすぐに対処できるよう、セキュリティー会社を選ぶ際には、できるだけ近い会社と契約したほうが安全です。

セキュリティー会社と契約する際に気になるのが、月額料金ではないでしょうか。とくにリフォーム後であれば、できるだけ支出を少なくしたいものです。費用を抑えながら防犯対策をするためには、利用料金の比較は重要だと言えます。セキュリティー会社と契約すると、初期費用となる工事費や設備買い取り費用（借りる場合はレンタル費用）、月額サービス料などが必要です。また、各社プランを用意しており、サービスによって利用料金が異なります。安いほど金銭的負担は減りますが、高額なプランに比べてサービスが劣る傾向にあります。月額料金とサービス内容を比較し、最適なセキュリティーを導入することが大切です。