リフォームの流儀
リフォームの流儀

耐候性や防汚性を考えた屋根のリフォーム

耐候性や防汚性

屋根や外壁は、常に紫外線や雨風にさらされていて、家の見た目を左右するため、リフォームの必要性を感じる箇所と言えるでしょう。特に屋根のリフォームは、足場をかけるなど大掛かりなものとなり、費用もかさむため、できれば耐候性や防汚性を考えて長持ちするようにしたいものです。

新築きぶん リフォーム

屋根のリフォームの種類は大きく分けて3つに分けられますが、一番簡単にできるのが、塗り替えです。実は塗料は一昔前に比べて進化を遂げており、紫外線による劣化を避けるガラスなどを主成分とする塗料が発売されています。ガラスが主な成分となっているメリットは、窓ガラスを考えてみるとわかります。窓ガラスは紫外線や雨風などで劣化することはまれですし、表面に汚れが付いたら布などで簡単に落とすことができます。同じように、ガラスを主な原料とする塗料で塗り替えることにより、雨水が流れ落ちやすく、そのことで一緒に汚れを落とすことができます。

  
屋根のリフォーム

屋根を淡い色で塗り替えたい場合は、ラジカル塗料を使うことも有用です。ラジカルとは、紫外線や雨・酸素などと結びついてできる、屋根を劣化させる物質です。ラジカル塗料は、この劣化物質であるラジカルを閉じ込めて、塗膜を保護する役割があるので、耐久性を高めることができます。さらに、ラジカル塗料は費用も高くないので、コストパフォーマンスにも優れています。

屋根のリフォームのあとの2つの方法は、カバー工法といわれる重ね葺きと、葺き替えです。重ね葺きはすでにある屋根材の上に新たな防水シートや屋根材をはる工法で、葺き替えは屋根材や防水シートなどを新しく付け替える方法です。重ね葺きと葺き替えは、屋根材自体が傷んでいて塗装では対応できない場合や、防水シートや野地板といわれる屋根の下地部分を取り換える必要がある場合に有効なリフォーム手段です。いずれの工法も屋根材などを新しくするので、色あせしにくく遮熱性があるものや、さびにくい金属屋根材などを採用することで、耐候性・防汚性を高めることができます。

ブロック塀から軽量フェンスにリフォームするメリットについて

軽量フェンスにリフォーム

ブロック塀から、軽量フェンスにリフォームする方が増えています。なぜなら、軽量フェンスには数多くのメリットがあるからです。軽量フェンスの特徴は、外観がすっきりしていることです。シンプルなデザインなので、飽きることがありません。しかも、外から家の中が見えないように、目隠しの効果が高いデザインもあります。セキュリティ対策を万全にしたい場合にぴったりです。また、縦格子やアルミメッシュなどのデザインは、日当たりや風通しがよくなります。庭で家庭菜園やガーデニングを楽しみたい方におすすめです。ブロック塀の外観が古くなってきたら、リフォームを検討しましょう。

ブロック塀

軽量フェンスのメリットとして、耐久性に優れていることが挙げられています。劣化したブロック塀は、地震などの災害によって崩れる危険性があり、注意が必要です。特に、ヒビが入っているブロック塀は、大きな揺れによって倒壊する可能性があります。該当するならば、早めに対処して被害を防ぎましょう。軽量フェンスは強度が高いため、地震の不安を解消したい場合に最適です。さらに、腐食に強いところも大きなメリットです。軽量フェンスは風雨にさらされても、丈夫で長持ちします。カビが発生する心配がありません。長く使い続けることができるので、とても経済的です。

ブロック塀から軽量フェンスへのリフォームを検討しているなら、専門の業者に相談することが大事です。たくさんのサンプルを用意しているので、品ぞろえは豊富です。理想的な軽量フェンスが、必ず見つかります。デザインや機能など、各軽量フェンスの特徴について、詳しい説明も受けられます。まずは、気軽に見積もりを依頼しましょう。軽量フェンスの価格とともに、工事費について知ることもできます。工事にかかる期間もわかるので、スケジュールを立てやすくなります。見積もりは無料で、複数の業者を比較することも可能です。また、不要になったブロック塀の処分にも対応しています。

快適な生活のために給湯設備をリフォーム

給湯設備をリフォーム

大抵の住宅にはお風呂や寒い季節の手洗いなどにお湯を使用するために、給湯設備があります。そしてその給湯設備には色々な種類があり、それぞれ性能が異なります。リフォームをして新しいものに交換をすると、より快適な生活ができるようになるかもしれません。

いずれの給湯設備も大体10年から20年を目安とした寿命があり、電気代やガス代がより多くかかるようになったり、お湯を作るまでの時間が長くなったりする恐れがあります。したがって寿命の目安を迎えて何らかの不具合を実感しているのであれば、いざ寒い季節に急にお湯が作れなくなるということを避けるためにも、早めにリフォームをした方が良いでしょう。

給湯設備をリフォームする際にまず確認しておくべきなのは、給湯の方法です。数ある種類の中でもメジャーなのは電気あるいはガスを使うタイプです。電気式の給湯設備はあらかじめ溜めておいた水を熱湯に変えて、それを必要なタイミングで使用するのが一般的です。

ガスも同じように溜めておいた水を温める方式もありますが、水道から来る水を火にかける形で、お湯が必要な時にすぐに温める形が選ばれることが多いです。

給湯の方法
リフォーム確認

電気から電気、ガスからガスと同じタイプへ交換する場合は特に問題はありませんが、ガスから電気に切り替えるのであれば、タンクを設置できる十分なスペースが必要であることは覚えておきましょう。また電気だとタンクをはじめとして設備の初期コストが高い傾向があります。それに対して電気からガスへの切り替えは、初期コストは安く抑えられます。しかし、電気であれば料金の安い深夜にお湯を作っておくことができますが、必要な時に沸かす形のガスではそれが不可能です。そのためランニングコストがかかる恐れがあります。設備自体の寿命も電気より短めなので、早めに交換しなければならなくなるかもしれません。

どちらも異なる強みと弱みがあり、生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

またどのタイプであっても、リフォーム時に給湯設備の号数は確認しておいた方が良いです。号数は数字が大きければその分、たっぷりとお湯を作ることができます。もし生活基準よりも号数が少ないものを選ぶと、お湯が不足してしまう恐れがあります。それでは快適な生活は実現できません。

ストレスなくお湯を使いたい場合は、ある程度余裕があるものを選ぶと良いでしょう。

蛇口