リフォームの流儀
リフォームの流儀

リフォームでキッチンに食洗機や浄水器を取り付ける最善の方法と種類による違いを解説

古いキッチンを使っている場合でも、後からリフォームで食洗機を取り付けることができます。食洗機にはキッチンに内蔵するビルドインタイプと、天板の上に設置する据え置き型の2種類が存在し、それぞれ使い勝手や見た目が異なります。キッチンに埋め込む形で後付けするビルドインタイプは配管が隠れるため、見栄えよくリフォームできるのが特徴です。ただキッチンの種類によっては後付けできないケースもあるので注意が必要です。

食洗機や浄水器

一方の据え置き型はどんなキッチンにも取り付けることが可能であり、天板の上に置くので食器の出し入れが容易というメリットがあります。しかし給水管や排水管などが若干見栄えがよくないので、ビルドインタイプに劣ると言えるでしょう。それぞれの食洗機で長所と短所が明確なので、リフォームする際は慎重に判断することをおすすめします。

浄水器にも種類があり、使い心地やコスト面などに違いがあります。まずリフォームとしての敷居がやや高いのがビルドイン型です。キッチンのシンク下に取り付けるため、天板の大規模工事が必須で初期費用が高くなりがちです。しかしカートリッジが大容量なので導入後のコストは抑えられるほか、浄水性能にも優れています。シンク周りがごちゃごちゃしないため、すっきりとした見栄えになるのも魅力です。

手軽にリフォーム

一方でシンク周辺に取り付ける後付け型は工事が不要なので、手軽にリフォームできる点が大きなメリットです。シンク下も占拠しないので自由に使うことができます。ただカートリッジはビルドイン型に比べると少量なので、初期費用こそ安価なものの導入後のコストは高くなります。また、カートリッジの大きさによって浄水性能にも違いが出るため、機能面でやや落ちるでしょう。それでも1年に1回のペースでカートリッジを交換するビルドイン型と比較して、後付け型は4ヶ月に1回程度の頻度で取替えとなるので、浄水器を常に清潔な状態に保ちやすいという利点があります。